2010/8/8
「科学史科学哲学若手研究会(仮称)」の第1回研究会。
ふたを開けてみないとどうなるかわからない企画だったが、
想像していたよりもよい会になった、と思う。
参加者がのべ20人を超えたのも正直驚きだった。

特に今回は何よりも人的交流をはかるというところに主眼があったのだが、
その点についていえば、京大・東大・慶応大を中心にして、
比較的分野としては近いのにほとんど面識がなかったという人たちのあいだに
かなり接点ができたことを素直に喜んでおきたい。
とりあえず足がかりを作ることができた、というのが今回の最大の成果だろう。

ただ、そういう人的交流を超えて、「研究会」としてどうだったか、というとやはり難しい。
世話人の一人としてこの種の企画を初めて行ってみた感想として、
本当に価値のある「研究会」をするにはコーディネーターの力量が問われる、
ということがよくわかった。
たぶんこれは、たとえば論文集などを編集しようとする場合でも同じことで、
要するに編集能力(センス)が問題なのだ。
個人的な希望を記しておくと、次回またこの企画をやるとすれば、
個々の研究発表の総和以上のものを創りたいと思う。
(というか、そういう仕事のほうが案外自分には向いているかもしれない。)
しかし実際どうなるかは、研究会メンバー全体の考え方にも依るだろう。

よい経験になった。
世話人としての未熟さを反省するとともに、
会場や資料の準備をしていただいた慶応の方々をはじめ関係者の皆さんに感謝したい。
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by ariga_phs | 2010-08-08 23:59 | 歳歳年年
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筆者プロフィール
有賀暢迪(1982年生)
科学史家。筑波在住。
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