2010/12/12
科学史学会生物学史分科会のシンポジウムに出かける。
といっても今回の内容は、合成生物学synthetic biologyという
最近の生物学のトレンドをめぐる話題。

充実した内容だったと手放しで評価するわけにはいかないだろうが、
少なくとも科学者側と人文・社会科学者側とが同席して対話する場を設定し、
かつそれを公開するということにはひとまず意義があったと思う。
むしろ、それで今後どうなっていくのか、ということが問題だろう。

懇親会には参加するかどうか、1週間くらい前までだいぶ悩んでいたのだが、
結果的に参加してよかった。
K先生やS先生とようやく面識を持てた、ということもあるし、
今まで知らなかったR大の院生の人たちと知り合ったのもあるし。
あと個人的には、K先生(上とは別の)とかなり踏み込んだ議論ができたのがよかった。
立場が違うのをわかった上でどこで建設的に歩み寄れるか、という
緊張感のある議論をしたのは考えてみるとずいぶん久しぶりだったように思う。
それから二次会では、初めてお会いしたIさんを中心に、
生命科学(と現代アート)をめぐる面白い話題をたくさん聴くことができた。

それで一つ心に決めたことがあって、
博論が片付いたら、自分が思うような科学史をやろうと思う。
学問分野や時代に直接縛られない、大文字の科学史を。
[PR]
by ariga_phs | 2010-12-12 23:59 | 歳歳年年
<< 2010/12/13-15 2010/12/11 >>

S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

Vivre Comme Ornithorynque.
筆者プロフィール
有賀暢迪(1982年生)
科学史家。筑波在住。
ウェブサイトはこちら
カテゴリ
最新の記事
生存確認
at 2013-08-10 21:15
橋本毅彦『近代発明家列伝』
at 2013-06-15 21:32
オディロン・ルドン 夢の起源
at 2013-06-08 21:46
量子の地平線
at 2013-06-02 15:58
仕事
at 2013-05-07 21:26
その他のジャンル