4月病のかたち
あっという間に4月になった。



毎年、1月や4月には、何か新しいことを始めたい気分になる。
今年度は、長いこと住んだ京都を離れて新しい土地で生活を始めたわけだから、
余計にそうなってしかるべきところだ。
けれども現実には、地震の衝撃と、それに引続くどことなく不穏な空気に流されて、
いつのまにか4月を迎えてしまった。
そのことに少し、戸惑っている。



3月31日付で、それまでの身分が一切なくなり、
4月1日付で、新しい肩書になった。
そのことと直接的には関係ないが、受入先では週に数回、
研究の手伝い(アルバイト)をすることになっている。

1日(金曜)に簡単な打ち合わせをして、今日(月曜)が実質的な作業の初日だった。
作業といってもひたすら資料(コピー)をファイルに整理していただけだが、
これでずいぶん気持ちが楽になった。

知人から紹介してもらった別のアルバイトの話が今回の地震で延期になり、
それが動くのを待っているのだった(今月半ばくらいに話が動く予定)。
そのくらい待っても生活は何とかなるし、かつその知人が僕のことを買ってくれて
非常に熱心に話を勧めてくれたから待っているのだが、
世の中が新年度で動き始めているのにただ待つのは、つらい。
少しの金額であっても、単純な資料整理であっても、
それでお金になるのはとても嬉しいことだ。



なお、そんな状況でもなんとか新しいことをしようと思って、
例のごとく、ウェブサイトの手直しをしている。
もう少しで何とか、一応の公開にこぎつけそうではある。

ただ、「新しいことを」、と言っても、まったく新しいものにしてしまうつもりはない。
ちゃんと、これまでのものが発展してできたという姿でありたい。



3月を、4月から切り離してしまわないように。
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by ariga_phs | 2011-04-04 23:39 | 歳歳年年
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筆者プロフィール
有賀暢迪(1982年生)
科学史家。筑波在住。
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