断絶、取り返しのつかない
自分は科学史のことを本当に何も知らない、



その感覚は強まるばかりだ。

日本での科学史研究には少なくとも三つくらいの世代を認めることができると思うのだが、
自分はそのどれとも、ごく弱くしかつながっていない。
上の世代の方々が当然のように吸っていた空気や見えていた風景が、
僕にとってはどれもひどく異質に感じられる。
しかしそれでいて、昔の論文や本を読んでみると、必ずしも古くないということに驚く、
……そういう経験をこの数ヶ月、何度も繰り返ししている(半ば意図的に)。

日本の科学史研究が何をしてきたのか、それを自分なりに見つめ返さないと、
もはやこれ以上先には進めないのではないか。
博論はともかく、その先には。





まったく偶然に発見したのだが、今日は広重徹の誕生日であったらしい。
生きていたら83歳、か。
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by ariga_phs | 2011-08-28 20:57 | 歳歳年年
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筆者プロフィール
有賀暢迪(1982年生)
科学史家。筑波在住。
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