近況
入ってくる情報が多すぎて、正直ついていけていない、のだと思う。
あるいは量ではなくスピードが問題なのかもしれないが。
とりあえずTwitterは利用停止中。
そうでなくても、読みたいもの・書きたいもの・考えたいことは山ほどあるのに。




以下、ここ2週間で読了した本たち。
詳しく感想を書く暇がまるでないので、殴り書き程度にコメントする。

後藤晃『イノベーションと日本経済』岩波新書、2000.
…科学と社会の二項関係で考えることの欠陥。技術と市場の問題。

吉田洋一『零の発見』岩波新書、c1939.
…書かれた当時と今とのあいだにある時代の差異。歴史との距離感について。

鷲田清一『「待つ」ということ』角川選書、c2006.
…「暇つぶし」ということを理解できない理由。待たずに「待つ」こと。

カール・シュノーヴァー『ヴィジュアル版 脳の歴史』河出書房新社、2011.
…historyは科学の目的になりうるか?

藤垣裕子『専門知と公共性』東京大学出版会、2003.
…決定者の問題。それと、科学的合理性と社会的合理性の違和感。

本田由紀『軋む社会』河出文庫、2011.
…働き過ぎと働けないが同じ問題だということ。想像力の欠如と憎悪の関係。


そのかたわらでまた合計7冊くらい(主に古本で)本が買われた。
自分のことながら意外なのだが、書店・古書店を歩き回っていて
「あ、これだ、これがいま自分はきっと読みたい」と思う本のジャンルが
最近明らかに偏っている。しかも以前とは全然違う向きに。
その変わりようがどんどん加速している感じで、
かつ本の好みだけでなく趣味全般が変わってきていて、
しかもここしばらくはいろいろな仕事が一気に重なってしまって、
さすがにちょっとしんどい。
(ためこむのはよくないと思うのであえて言ってみる!)



時間が足りない。焦るのはよくないとわかっているけど。
いっそのこと、早く誕生日が来ればいいなあと思ってみたり。
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by ariga_phs | 2012-02-19 19:56 | 歳歳年年
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筆者プロフィール
有賀暢迪(1982年生)
科学史家。筑波在住。
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