2009/12/13
午後の勉強会の前に、みやこめっせで開かれていたイベント、"artDive"に出かけてみた。
http://www.artdive.net/

若手アーティストによる作品展示・販売イベントということで、
同年代くらいのアーティストの方々がずらっと作品を並べている。
僕は絵を描いたり手で何かを作ったりということが概して苦手だが、それでもやはり
「ああ、本当にこれが好きでやっているんだなあ」というところでは大いに共感するものがあって、
とても刺激を受けた。自分ももっと精進していきたい。

その後、Epistemic Culturesを読む勉強会。
今回は3章と4章で、それぞれ、素粒子物理学と分子生物学の実験室を扱っている。
併せると、この二つでは知識生産のあり方がどのように違っているか、という比較になる。
僕の関心に照らして一番のポイントは、前者で生み出されるnegative knowledgeと
後者で生み出されるpositive knowledgeとの対比で、このどちらを念頭に置くかで
科学哲学・科学史の議論はだいぶ違ったものになるだろうと思う。
(詳細に検討する必要があるが、たとえばクーンの科学革命論などは基本的に
negative knowledgeを想定した方がもっともらしいような気がする。)
また、この二種類の知識生産のタイプが、それぞれの分野における「理解すること」の地位と
どう関連するかについても考えてみる必要がありそうだ。

勉強会後は、おむらや[大学そばのレトロな感じの居酒屋、利用頻度高し]に移動して忘年会(!)
散会のあいさつはもちろん、「よいお年を」。
・・・ついにそんな時期になってしまったか。。


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忘年会ついでに書くが、現時点で振り返ってみても、今年は本当に実り多い年だったと思う。
だがここはひとつ、さらに欲張って、あと半月で「実り」をもう少し積み上げたい。
終わっていく一年を、このままただ見送りたくはない。

したいことならいくらでもある。どうだろう、違いますか?
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by ariga_phs | 2009-12-13 23:59 | 歳歳年年
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筆者プロフィール
有賀暢迪(1982年生)
科学史家。筑波在住。
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